当医院で作成したマウスピース(マウスガード)を装着して戦っていますプロボクサー堤選手が日本バンタム級チャンピオンになりました。
通常1年ほどで消耗するマウスピースですが、当医院作成のものはフィット感がよく3年ほど使えたそうです。
次戦に向けて新しいマウスピース(マウスガード)を作成中です。
スポーツマウスガードは自身で作成する市販品もありますが、歯科医院で作成したものはフィット感や耐久性に優れます。
2022.09.22更新
当医院で作成したマウスピース(マウスガード)を装着して戦っていますプロボクサー堤選手が日本バンタム級チャンピオンになりました。
通常1年ほどで消耗するマウスピースですが、当医院作成のものはフィット感がよく3年ほど使えたそうです。
次戦に向けて新しいマウスピース(マウスガード)を作成中です。
スポーツマウスガードは自身で作成する市販品もありますが、歯科医院で作成したものはフィット感や耐久性に優れます。
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2021.10.17更新
銀歯には大きく分けて、クラウン(歯の全体を覆いかぶせるもの)とインレー(部分的に詰めるもの)そして今ではほとんど使われていないアマルガム(これも部分的に詰めるものです)があります。
今回はインレーについて銀歯以外の材料の種類と白くするデメリットをお話しします。
・コンポジットレジン:通称CRと呼ばれ保険適応の治療が可能です。吸水性があるためセラミックなどと比べると汚れを吸着くしやすいため、虫歯リスクが高くなる可能性があるのと経年劣化や変色が見られます。歯を削る量が少ないのが特徴です。
・ハイブリッドセラミックインレー:セラミックとレジンを合わせたものでセラミックとCRの両方の性質を併せ持ち多少吸水性があります。材料に十分な強度はありませんので、厚みを確保するため歯の削除量は多くなります。
・セラミックインレー:吸水性がなく汚れが付きにくく精密な色調の再現が可能です。但し、セラミック自体に十分な強度はありませんので材料の厚みが必要になります。そのため歯を削る量は多くなります。
・ジルコニアインレー:吸水性がなく金属に近い強度があります。セラミックに比べると現段階では精密な色調再現が難しい材料となっております。接着面積を確保するためセラミック同様削る量は多くなります。
一見、銀歯を白くすることにデメリットは無さそうですが、材料や施術には上記のような違いがあります。
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2021.10.01更新
硬いものを噛んだら差し歯が取れてしまった!と急患です。
お口の中を拝見すると差し歯が取れた部分は歯の根っこだけしか残っていません。
今回は、脱離した差し歯は何とか着けられる状態でしたが、歯の状態は、次に脱離したときには歯の頭の部分がないため再度新しい差し歯を作るのは難しい状態です。
患者さんは、もし新しい差し歯が作れないのなら残った歯の根っこにインプラントを入れたいとお話しされました。
ご存じの方も多いと思いますが、インプラントとは歯がなくなってしまった部分にチタン製の人工歯根を植える方法で歯がある部分には行うことはできません。
どうやら材質の良い差し歯のことをインプラントと勘違いしていたようです。この患者さんには、今後の治療方針とインプラントについての説明をして治療方法を選択していただくことになりました。
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2021.09.13更新
ホワイトニングの相談なんですが・・・・と長年の通院歴のある患者さんからのお言葉です。
お仕事で忙しくメンテナンスになかなかお見えになれず、定期的な歯のクリーニングにはお見えいただけない患者さんです。
ご自身のステイン(茶渋などによる着色)が気になり久しぶりにお見えになっての相談です。
次のような患者さんとのやり取りがありました。
私「ホワイトニングには、ホームとオフィスがありまして・・・云々・・・」
患者さん「???」「茶色い汚れを取るホワイトングをお願いしたいんです。」
私「あっ・・歯のクリーニングですね!」
患者さん「いいえ・・・ホワイトニングです。」
どうも話がかみ合いません。この患者さんにはホワイトニングとクリーニングの区別をお伝えした事がなかったので、このような会話になってしまいました。
歯医者で行うホワイトニングは、歯のクリーニングとは違い歯の漂白を意味し、別名ブリーチングとも呼ばれています。
この患者さへは、「まずクリーニングを行いその後ホワイトニングを検討してみては」とお話しし改めて施術することとなりました。
施術が終わり患者さんに確認していただくと「歯が白くなってよかった!これで十分です!ホワイトニングはまた考えます!」とのお言葉でした。
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2021.09.06更新
「一週間前に他の歯医者で銀歯を入れた歯が冷たいものや熱いものでしみるんです・・・治療が終わったばかりなのに・・・銀歯の下に虫歯が残っているのでは?」と困り顔の患者さんです。
私のレントゲン所見では、特に異常は見つかりませんでした。では、何故このようなことが起きるのでしょう?
考えられる原因として次のようなことが挙げられます。
・元々の虫歯がかなり深く、神経とぎりぎりで神経を残した場合の生理的防御反応
・歯のひび割れ
前者の場合は、回復の可能性がありますので様子を見ます。歯にレーザーをあてるのも治療の一つです。
後者の場合は、レントゲンや視診では分かりにくく持続的な痛みに変わった時点で神経を取る治療を行います。
いずれにしても日常生活に支障がある場合は、様子を見るこは出来ませんので神経を取る治療が第一選択となります。
今回のセカンドオピニオンのケースでは、治療に問題がない旨をお伝えして前医への相談をおすすめしました。
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2021.08.26更新
「歯が痛くて噛めないんです!この痛い歯は神経がないはずなのに…なぜ?」と患者さんの訴えです。
では、何故このようなことが起きるのでしょう?
実は、歯の痛みは神経の有無にかかわらず引き起こされます。
一例として「根尖性歯周炎」といって「神経が死んでしまった歯、或いは、過去に神経を取った治療済の歯に引き起こされる病気」が挙げられます。
これは、感染根管といって元々神経が入っていた歯の中空間(根管といいます)か細菌感染を起こした結果、歯の根の先に膿を持つ病気で急性発作を起こすと軽く噛み合わせることすらできなくなりますが、初期の段階では軽度な痛みのことが多いのと数日で痛みが消えることが多いので、患者さんとしては「このくらいの症状では、歯医者に行く必要がない・・・」と思う方が多いようです。
軽い症状は急性発作の前兆ですので迷わず歯科受診をおすすめします!
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2021.08.12更新
暑い日々が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
夏休みになりますと多くのお子さんがお見えになります。
この時期に多く受ける親御さんからの質問の一つが「子供の前歯に隙間があるのですが大丈夫でしょうか?」です。
年齢や原因によって経過を見る場合とそうでない場合があります。
幼児時期によくあるケースとしては、上唇小帯と呼ばれる上唇の裏側のヒダが上の前歯中央に入り込む事による隙間です。この場合、成長と共に小帯の位置は正常になることが多く
経過観察をします。但し、永久歯に生え変わった時点で改善されない場合は、小帯を切除することもあります。
また、成長空隙といって個体差はありますが、乳歯列時期での前歯に空隙が見られことがあります。これは異常ではなく、後続の永久歯が生えるための隙間というと分かりやすいかもしれません。
次に挙げるのが積極的に処置をしなければ改善しないケースです。すでに上の永久歯の前歯が四本生えそろっている場合で、上唇小帯の位置も正常であるにもかかわらず中央の歯が離開している場合です。
原因の一つとして、正中埋伏過剰歯(余分な歯で正中の歯茎の中に埋まっている歯)が挙げられます。この場合は、埋伏歯を抜歯しないと正中離開は改善されません。レントゲンで確認可能ですので
気になる方は、かかりつけの歯医者での相談をお勧めします。
過剰歯や上唇小帯の位置異常がなく隙間がある場合は歯列矯正治療の対象になります。
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