入れ歯が当たって痛いんです
上下総義歯の患者さんです。
お口の中を見ますと右下の最後方部に傷があり化膿しています。
当日は、入れ歯を削り痛みも取れたのでご帰宅いただきました。
一週間後、痛みが再発したとのことで再度来院されました。
お口の中を拝察しますと、以前と違い大きく腫れ入れ歯も入れられない状態です。
???・・・通常は、考えにくいのですが、もしやと思いCTで確認したところ
親知らずの根っこと思われるものが確認でき、お口の中を再度確認しますと
傷の中の歯肉に小さい穴があり親知らずとつながっているようで、そこから感染したようでした。
患者さんは、78歳で非常に珍しい症例でした。
「この年で親知らずで苦労するなんて・・・」と患者さんは、お話しされていました。
私自身もまさかと思った症例です。
改めて診断の難しさを知らされました。今後に活かして行きたいと思います。
ご高齢でも親知らずが生えることがあります。
蔵前・浅草橋ジェイエムビル歯科医院
院長 野崎康弘
2016.08.10更新
本当に歯の痛み?
「右上の奥歯が痛いんです・・・」顔面を手で押さえています。
つい先日の歯医者にっとて鑑別が難しい診断のお話をします。
レントゲンでは、異常は見られず、歯周病の検査値も問題はありません。
このようなケースの原因ででよくあるのが「歯ぎしり」などの嚙み合わせによるものです。
しかし、この患者さんには、歯を見ても歯ぎしりなどの嚙み合わせの異常も見られません。
では、この痛みの原因は?
よく見ると、右の唇にわずかですが湿疹のようなものが出来ています。
このような場合、ヘルペスが疑われます。
神経がウイルスに感染するとその支配領域の感覚に異常をきたします。
上顎神経が感染した場合は、ヘルペス性の痛みが歯の痛みとして感じることがあります。
診断を誤ると、訴えの歯の治療をしてしまい、治療したにもかかわらず痛みが変わらずということもあります。
ヘルペスの重症例では、入院を要することもあり歯医者としては慎重な診断が要求されます。
今回は、抗ウイルス剤が功を奏し軽快しました。
蔵前・浅草橋ジェイエムビル歯科医院
院長 野崎康弘
つい先日の歯医者にっとて鑑別が難しい診断のお話をします。
レントゲンでは、異常は見られず、歯周病の検査値も問題はありません。
このようなケースの原因ででよくあるのが「歯ぎしり」などの嚙み合わせによるものです。
しかし、この患者さんには、歯を見ても歯ぎしりなどの嚙み合わせの異常も見られません。
では、この痛みの原因は?
よく見ると、右の唇にわずかですが湿疹のようなものが出来ています。
このような場合、ヘルペスが疑われます。
神経がウイルスに感染するとその支配領域の感覚に異常をきたします。
上顎神経が感染した場合は、ヘルペス性の痛みが歯の痛みとして感じることがあります。
診断を誤ると、訴えの歯の治療をしてしまい、治療したにもかかわらず痛みが変わらずということもあります。
ヘルペスの重症例では、入院を要することもあり歯医者としては慎重な診断が要求されます。
今回は、抗ウイルス剤が功を奏し軽快しました。
蔵前・浅草橋ジェイエムビル歯科医院
院長 野崎康弘
投稿者:
2016.08.04更新
お盆の診療
8月11日の山の日と土日が休診になります。
その他は、通常通りの診療となります。
現在通院中または、過去に通院歴のある方で担当医の指名がある場合は、
お手数ですが、お電話にてご確認の上ご予約下さい。
蔵前・浅草橋ジェイエムビル歯科医院
院長 野崎康弘
その他は、通常通りの診療となります。
現在通院中または、過去に通院歴のある方で担当医の指名がある場合は、
お手数ですが、お電話にてご確認の上ご予約下さい。
蔵前・浅草橋ジェイエムビル歯科医院
院長 野崎康弘
投稿者:
ARTICLE
SEARCH
ARCHIVE
- 2024年10月 (1)
- 2024年01月 (2)
- 2022年09月 (1)
- 2022年05月 (1)
- 2021年10月 (2)
- 2021年09月 (2)
- 2021年08月 (2)
- 2021年07月 (1)
- 2021年06月 (1)
- 2021年05月 (1)
- 2021年04月 (1)
- 2021年03月 (1)
- 2021年01月 (1)
- 2020年12月 (1)
- 2020年11月 (1)
- 2020年10月 (1)
- 2020年05月 (1)
- 2020年03月 (1)
- 2020年01月 (9)
- 2019年07月 (2)
- 2019年06月 (2)
- 2019年05月 (1)
- 2019年04月 (1)
- 2019年02月 (1)
- 2019年01月 (2)
- 2018年12月 (1)
- 2018年11月 (1)
- 2018年10月 (2)
- 2018年09月 (1)
- 2018年08月 (1)
- 2018年03月 (1)
- 2018年01月 (1)
- 2017年10月 (1)
- 2017年09月 (2)
- 2017年07月 (1)
- 2017年06月 (2)
- 2017年05月 (3)
- 2017年04月 (3)
- 2017年03月 (1)
- 2017年02月 (2)
- 2017年01月 (3)
- 2016年12月 (1)
- 2016年11月 (3)
- 2016年10月 (6)
- 2016年09月 (4)
- 2016年08月 (3)
- 2016年07月 (4)
- 2016年06月 (3)
- 2016年05月 (4)
- 2016年04月 (4)
- 2016年03月 (2)
- 2016年02月 (2)
- 2016年01月 (4)
- 2015年12月 (2)
- 2015年11月 (3)
- 2015年10月 (2)
- 2015年09月 (2)
- 2015年08月 (4)
- 2015年07月 (5)
- 2015年06月 (5)
- 2015年05月 (5)
- 2015年04月 (5)
- 2015年03月 (4)
- 2015年02月 (5)
- 2015年01月 (5)
- 2014年12月 (6)
- 2014年11月 (7)
- 2014年10月 (9)
- 2014年09月 (8)
- 2014年08月 (11)
- 2014年07月 (11)
- 2014年06月 (9)
- 2014年05月 (9)
- 2014年04月 (7)
- 2014年01月 (6)
CATEGORY
- 訪問歯科 (22)
- 矯正 (13)
- 歯周病と予防 (50)
- 歯を失ってしまった方 (16)
- 小児歯科 (26)