これは、歯医者の軒数です。
こんなにいっぱいあるのでは、どこに行ったらよいかわからない・・・

という人も多いのではないでしょうか

先日、TVで「現役歯科医に聞く、いい歯医者と思う条件調査」(対象は、現役歯科医全国174人)なるものが特集されました。
第一位~第五位
以下は、TVからの抜粋です。と矢印は、私見です。
第一位:初回の診療時間が長い
歯の痛みが引かない理由は、大きく分けて二つである。「診断が間違えている」か「治療を間違えてる」。
正しい診断をするには、その歯の過去の治療の経緯を聞いたり、いつ何時どのような症状なのかを聞き、
診断を行います。急性症状がない場合、初診時に話だけで終わるケースもあるというから驚きである。
「あの歯医者は、話ばっかり長くて、さっさと削ってくれない!」などと思ったら大間違い。いい歯医者かもし
れません。
→私の医院でもよくあります。
第二位:自分が不得意な治療は断る。
一番意外だったのはこれ。なんと、いい歯医者は、自分の専門性が低いと判断した場合、患者さんにその旨を伝え、治療はせずに、患者さんが希望すれば、適任の歯医者を紹介するというのだ。
手術などの口腔外科治療がメインの歯科医院や審美専門の歯科医院、虫歯や歯周病治療を主とする歯科医院など様々である。
→専門分野では、歯科医各自で学会に所属し、専門分野を広げていきます。
自医院では、矯正は、矯正専門医が担当。外科難症例は、口腔外科認定医(申し訳ありませんが、現在、出向中です。)が担当。
現在は、どの先生が何の学会に所属し、どの様な資格があるかなどが歯科医師の略歴としてホームページに掲載されていることが多いので、参考にしてみてはいかがでしょう。
歯科治療は、勉強すればするほど奥が深く、日々進歩しています。全てが完璧な歯科医はいないと思います。日々研鑽です!(あくまでも個人的見解です。)
第三位:治療のたびに写真を撮影する。
写真を撮る事にどのような意味があるのだろうか。ここでいう写真とは、レントゲンではなくデジタルカメラによる口腔内写真である。実際に写真撮影を行っている歯科医院に聞くと患者さん自身にしっかりとお口の中を理解してもらうために治療の説明に使うとの事。「写真撮影のない臨床は考えられない」と断言する歯科医もいた。
→写真をお見せする事で治療に関する患者さんの理解度は深まります。当医院でも行っています。
第四位:治療前にお口の清掃をする。
口の中は、細菌だらけ、十分なクリーニングをせず治療を行った場合、汚れごと歯型をとったり、汚れを巻き込んで詰め物をしたりして治療の結果が良くならない。
→私も同じ考えです。急性症状があるときは、すぐに痛みを取る治療に入りますが、それ以外は、クリーニングとブラッシング指導を優先します。そうでないと虫歯菌や汚れを詰めているようなもので、数年後には、見た目は虫歯でないのに詰め物の中が虫歯になんてこともあるのです。残念ながら、「クリーニングはいいから虫歯治療を・・・」と言われることもあります。
第五位:すぐに虫歯を削ろうとしない。
聞いた事があるかもしれないが、虫歯だからと言ってすぐに歯を削るのはよくないらしい。基本的には、歯は、削れば削る程もろくなり、削ったところからまた細菌に感染して虫歯になりやすい状態になってしまうようだ。どうしても削る必要がある場合は、拡大鏡を使うなどしてなるべく虫歯の部分だけ削るのがいい歯医者。
→私も基本的には、その通りと思いますが、審美的な事や詰め物の破損を考慮した場合は、その通りにならないこともあると思います。
歯医者選びでお困りの時は、ご相談下さい。

ジェイエムビル歯科医院
院長 野崎康弘
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