
審美的・美容的な問題を何とかしたいという方が殆どかと思います。
もちろん審美的な改善は、とても重要ですが・・・

これと並んで噛みあわせの改善または、正しい噛みあわせに導く事がとても大事なのです。
いくら見た目がきれいになっても、食べにくい!顎が痛い!では、問題です

最近、矯正装置が見えるのを嫌う事や抜歯をしない矯正をしたい等の理由に応えるため、色々な方法が開発されています。

透明なマウスピースを使った方法や床矯正といって個々の歯には、ワイヤーや装置を付けない方法、そして、歯を抜かないで行う矯正があります。
どの様な矯正を選ぶかは、患者さんの希望によるところもありますが、患者さんご自身でまず正しくご自分のお口の中の状態を理解した上での方法選択が重要です。

歯並びの乱れる原因は、顎の大きさと歯の大きさのアンバランスがもたらすことが殆どで、歯が並びきれなくなってしまうことです。これによって正しい歯の列より歯がはみ出て生えてしまいます。分かりやすい例えをしますと、二人掛けの椅子に三人座ろうとすると一人がはみ出てしまう状態です。
写真の模型の状態では、何れかの歯を抜歯し歯が並びきるスペースを作るか、個々の歯のサイズを小さくしなければなりません。
最近では、すべてを否定するわけではありませんが、非抜歯矯正(症例によって抜歯しない事もあります。)やマウスピース矯正(症例によって適したものもあります。)による問題もあるようです。

歯科医向け新聞の記事より
矯正認定医の診療所へ他院からの転院の相談があった事例について
2014年1年間相談のあった18歳までの患者さん517人に調査した結果
・十分な検査なしでの非抜歯矯正
・無理な急速拡大(歯が並びきれないときに装置を使い顎の大きさを広げる治療)
・床矯正(主にワイヤーを使わない)したが改善しない。
などが大部分を占める。
懸念される治療手段では、「床矯正」「拡大」「非抜歯」との回答が多い。
とのことです・・・

自院では、私は、矯正専門医でありませんので矯正は行わず、矯正専門医が担当します。
お困りの方は、矯正無料相談日をご利用ください。専門医が、お答えします。

ジェイエムビル歯科医院
院長 野崎康弘
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