セカンドオピニオンです!
「この歯、本当に抜かなきゃいけないんですかねー!」とセカンドオピニオンの相談での患者さんです。
早速お口の中を拝見し、患者さんの許可を得てレントゲンを撮らせていただきました。
私の診断では、該当する歯は、残根(根っこだけの状態)でしかもかなり短くなっており「残念ながら抜歯です」とお伝えしたところ患者さんの顔が曇ってしまいました。
この患者さんは、この歯を残して欲しくて治療を始めるにあたって数件の歯医者に相談に行かれたそうです。そして、「残せます」との説明を受けた歯医者に3か月ほど通院中とのです。
そして、セカンドオピニオンで抜歯の診断を受けたそうで、正確には、私がサードオピニオンになります。
現在、根の中の治療中ですが、最近、治療のたびに痛みが出ていること、いつ治療が終わるのかわからず疑問に思うようになってきたとのことです。
色々な考え方があるかもしれませんが、私は「抜かなければならない歯を残すのは、治療ではない」と考えています。
皆さんは、どのように思いますか?
勿論「残せる可能性がある歯は、残しきるべき治療方針を」と考えています。
医療法人社団医康会 ジェイエムビル歯科医院
院長 野崎康弘