院長の歯科教室

2018.08.28更新

まだまだ、暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか?笑う

 

夏場の暑い時期は、体力の低下に伴い慢性的に炎症のある歯が急に発作を起こし、腫れたり痛むことが多くなります。

 

特に、その代表的なものが親知らずです。

 

親知らずの痛みは、虫歯からくるものもありますが、夏場の急性発作は汚れからくる慢性的な炎症の変化によるものが多く、中には開口障害を伴う事もあります。

主な原因は、磨きにくい場所に生えることや磨けない生え方(横に向いて、生えきらない等)をすることです。

対処としては、抗生剤と鎮痛剤の服用やレーザー治療になりますが、再発を繰り返す場合は、要抜歯となります。

 

では、この厄介な親知らず・・・何か使い道はないのでしょうか?

 

条件が整えば、親知らず以外で抜けてしまった部位に移植することも可能な場合がありますので、歯がなくなってしまった方にとっては検討の余地はあるかと思います。

ただし、すべての親知らずが移植できるわけではありませんので術前には十分な診査が必要です。

 

蔵前・浅草橋ジェイエムビル歯科医院

院長 野崎康弘

投稿者: ジェイエムビル歯科医院

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