
ほとんどの人が「NO!」
と答えると思います。
信じられないかもしれませんが、その昔・・・
20年程前までは「予防拡大」という治療が当たり前でした。
どのような治療かというと
例えば、小さな虫歯が奥歯の溝にできたとします。将来、溝全体に虫歯が広がるのであらかじめ削って詰めるという治療です

江戸時代の火消しに例えると、隣の家に火事が移ってしまうと惨事が広がるので、あらかじめ問題ない家も壊してしまうといったところでしょうか。
最近では、予防拡大なる治療は、ほとんど見かけません。
これは、歯科医院での予防で、初期虫歯は、再石灰化といって元に戻ることが証明されたからです。
勿論、予防で歯は削りません。

予防に勝る治療はありません!

蔵前・浅草橋ジェイエムビル歯科医院
院長 野崎康弘