毎年ように事故が起きています。

気を付けないと歯ブラシが凶器になることもあります。
実に平成23年以降に東京消防庁が歯ブラシによる事故で搬送した5歳以下の子供の例が217件もあり、中には入院に至る事例は36件にものぼるそうです。
事故の多くは、歯ブラシを加えたまま転倒です。

私が患者さんで経験したのは23年ほど前で8歳位のお子さんでやはり転倒でした。
幸い口腔粘膜を縫う程度で済み、大きな後遺症も残りませんでした。
当院では、事故防止のため、なるべく座ったままでのブラッシングをお勧めしています。
歯ブラシを咥えたままの歩行は危険です。

蔵前・浅草橋ジェイエムビル歯科医院
院長 野崎康弘