
「甘い食べもの」と答える方が大半と思います。
実は、虫歯は細菌による感染が原因なのです。
お口の中には、平均して約2,000憶もの細菌がいると言われています。
なんと足の裏より多いんです!

よく歯磨きができている人でも500億はいると言われています。
そして、他人にも移り感染していきます。
生まれたばかりの赤ちゃんには、虫歯菌や歯周病菌はいません。
まず初めに家族から感染しますので、歯医者や保健所の衛生指導で、親御さんとお子さんのスプーンなどの食器は別々にしてください。お子さんを虫歯にしないためには親御さんの虫歯をなくしましょう。と指導するのはこのためです。
ただし、虫歯菌に感染したから必ずしも虫歯ができるを訳ではありません。

歯科医院での定期的な予防処置で虫歯菌を減らし虫歯の発症を防ぐ事が出来ますし、虫歯菌の栄養源は、甘いものなどをはじめとする食べかすですので歯磨きをしっかりする事が何より大切です。
お口の中の細菌は、バイオフィルムというバリアの中で増殖します。
バイオフィルムは、私たちの日常生活でも目にする事が出来ます。シンクなどの排水口のヌメヌメがそれです。嫌な臭いがしますよね。バイオフィルムは、口臭の原因とも言えます。
バイオフィルムは、歯磨きでは取り除くことはできず、歯医者での機械や薬剤を使った専門的クリーニング(PMTC)でのみ取り除くことが可能です。

歯医者でのPMTC+自宅での正しい口腔ケアで虫歯菌を減らしましょう!

蔵前・浅草橋ジェイエムビル歯科医院
院長 野崎康弘