歯周病の認知度調査から(日本・ドイツ・アメリカ・スウェーデン・オーストラリア・イギリスへのsスター社の調査)
「歯周病を知っているか」との問いに対して
知っていると答えて人の割合は、日本が98%でドイツやアメリカという予防先進国を上回る結果となりました。
「自分が歯周病だと思うか」の問いに関しては、
「今は違うが、なる可能性はある」と答えた人を含めると日本は、83%(ドイツ50%・アメリカ40%)と高い割合です。
一方、「自分の歯に対する考え方」については、
「歯のケアには時間とお金をかけたくない」と回答した人が30%と日本が1位となり、
更に歯ブラシやうがい薬などの口腔ケア用品にかける費用は日本が最低となりました。
「感染症は、怖いか」との問いには、
日本が94%と他国を大きく上回りましたが、
「歯周病は、感染症と思うか」の問いに対しては、
感染症ではない」あるいは「わからない」と答えた人が84・5%と高い割合になりました。→歯周病は、全身疾患を引き起こす感染症です。
こうした結果、日本では口腔ケアなどの予防に対しあまりお金をかけたくなく、歯周病の認知度は高いものの歯周病が感染症であると正しい理解をしている人は少ないという結果になりました。
※歯周病菌は心筋梗塞や脳梗塞などの循環器系疾患や糖尿病と関連がある事が分かってきました。
歯医者の立場としては、患者さんに歯周病=全身の病気であると認識していただけると幸いです。
歯周病予防で健康を保ちましょう!
蔵前 ジェイエムビル歯科医院
院長 野崎康弘
医院案内は、こちらです。
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