

忘年会シーズンですが、歯科治療後の食事には注意が必要です!
麻酔をかけての歯の治療の後は、麻酔がきれるまで個人差はありますが、2~3時間程度かかります。
また治療内容によっては、お酒は飲めない事もあります。
歯医者N 「今日は、麻酔をかけて治療したので、感覚が元に戻るまで食事は控えて下さい。」


患者Sさん 「わかりました」・・・

歯医者を出て、ふとメールを見ると友人から「今、焼肉屋でちょっとした忘年会やってるけど来ない・・・」と誘いが

Sさん「今、歯医者で麻酔かけてきたから食べられないけど、顔出します。」と返信

お店に入るとみんなは既にできあがっていて、大盛り上がり

Sさんの友人Hさんは、「ああ美味しい!麻酔効いてたって反対側で噛めば平気だよ!」と危険な誘い。
Sさんは、迷ったあげく「じゃあちょとだけ!焼肉に手を伸ばします。」
一切れ二切れと食が進んでお酒も入り、麻酔の事は、すっかり忘れてしまいました。

暫くすると、今までと違った食感の「どうしても噛みきれないお肉」があったので一生懸命噛みました。
その後、激痛が走りグラスのビールは真っ赤に染まりました。
「どうしても噛みきれないお肉」は、Sさん自身のほっぺたの内側の肉だったのです。
この後どうなったかは、ご想像にお任せします。
歯科治療後の食事は、麻酔が醒めてからにしましょう!

蔵前 ジェイエムビル歯科医院
院長 野崎康弘
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