

以前、台東区内の施設で下の前歯6本連結してある大きなブリッジ(本来は、歯に固定されています。)が脱落し、咽頭に引っかる事故がありました。
認知症と脳血管疾患の後遺症のため患者さんはご自身の意思を伝えることができせん。
担当の看護師さんが、熱発と呼吸音の変化で異変に気づき医科に救急搬送され、レントゲン撮影後、内視鏡で摘出し一命を取り留めました。
※健常人では、誤飲するとは思えない大きなブリッジでした。大きな動揺がある歯の場合は、大変かもしれませんが、出来れば、介護者さんが毎日所在を確認する事が必要です。
動揺が小さい場合は、定期的に歯科医に確認してもらい、抜歯の時期を相談することお勧めします。

蔵前 ジェイエムビル歯科医院
院長 野崎康弘
医院案内は、こちらです。