
次のような症状がある場合、もしかすると「がん」かもしれません。


・ほっぺたの内側に白い膜が張っているように見える。
・口内炎がなかなか治らない。
・食べ物が飲み込みづらい。
口腔がんの多くは、お口の中の粘膜にできます。代表的なものとして舌がん・歯肉がん・口底がんがあります。
口の中は、絶えず何らかの刺激を受ける場所で飲食物や細菌に含まれる発がん性物質の影響をまっ先に受けます。それが蓄積され「がん」が発生するのではないかと考えられています。
口腔がんは、大腸がんや肺がんなどと一緒で進行すると命に関わりますが、初期のうちに発見し適切な治療を行えば、治癒の可能性が高くなます。口腔がんは口の中に直接できるため、目で見ることができ、他のがんに比べると
早期発見が可能です。

セルフチェックをしてみましょう!


1、口内炎が14日以上治らない。
2、噛んだ傷が治らない。
3、入れ歯があたった傷が治らない。
4、抜歯した傷が治らない。
5、口の粘膜に白っぽいものがある。または、赤くただれている。
6、舌や粘膜にしこりがある。
7、唇がしびれる。
8、口が開きにくい。
9、舌が動きにくい。
10、歯肉からの出血と激しい口臭
その他、多量な喫煙や飲酒もがんの危険因子です。
気になる方は、口腔外科専門医への相談をおすすめします。

禁煙と節度ある飲酒で口腔がんの予防をしましょう!
院長 野崎康弘