
毎日暑い日が続きますが皆さんいかがお過ごしでしょうか?
暑い中スポーツをされる方は、熱中症防止のため水分補給が大事です。
しかし、スポーツ飲料やジュースを多量に摂取する事で虫歯になってしまう事もありますので注意が必要です。
また、エネルギー補給のため体が甘いものを欲するので、過度な摂取には気を付けたいものです
では、虫歯にならないようにするには、どうしたら良いのでしょう
もちろん、飲み物や食べた後、歯磨きをするのが望ましいのですが、運動中では、そうはいきません。
おすすめなのは、飲み物であればお水で希釈したり、甘いものを食べた後は、口をゆすいだりすることで虫歯になる確率はかなり抑えられます。
最近では、スポーツ中の事故防止(義務付の競技もあります)や運動能力向上のためマウスガード(マウスピース)を装着している方も居られるようです。
マウスガードを使用している場合は、お口の中に飲み物の糖分が残っている状態でマウスガードを装着する、あるいは、装着したままでの飲み物の摂取は、歯を脱灰(虫歯の傾向になる事)危険性があるので避けたいところです。
ただし、競技によっては、時間の関係上、試合中マウスピースをしたまま水分摂取(体力維持には、糖分の入っているものを飲むと思います。)をしなければならない場合があります。
この場合、マウスピースの精度が良ければ、マウスピースの内面に糖分が貯留する事が少なくなり、虫歯リスクも避けられます。
マウスピースには、自分で作る市販品もありますが精度に難があるのと噛みあわせのズレにより顎関節を痛める危険性があるので、歯医者としてはお勧めできません。
現在、歯医者で精度の良いスポーツ用のマウスピースの制作が可能ですので、現在市販品を使っている方は、検討してみてはいかがでしょう
※写真は、某大学野球部員のマウスガード(当医院作成)です。分かりにくいですが、お名前と背番号を入れました。
スポーツマウスガードは、正しく使いましょう!
ジェイエムビル歯科医院
院長 野崎康弘
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