ご自分の歯の状態やお口の中の状態は、とても分かりにくいものです。

歯が痛くて歯医者に行って、説明と治療を受けたが、その場では、先生に「ハイ!」と返事をしたものの・・・
家に帰って家族に説明しようとしたら、うまく説明できないなんてことが、よくあると思います。

私の医院では、よりよくお口の中の状態を患者さんにご理解いただくために、初診時に虫歯の診断書を患者さんごとにお渡ししています。
治療内容もできるだけわかりやすいように資料をお見せしながら説明しています。
そして、治療後のメインテナンスに欠かせないのが、歯周病の検査(歯周ポケット測定など)データです。

「自分は、歯周病ではないので大丈夫」と思われる方が多いかもしれませんが、
歯周病は、痛みなどの自覚症状がなく進行し、気が付いた時には、歯を抜く羽目になんて事もあるのです。

ちなみに歯周病は、世界で最も多い病気としてギネスブックにも載る程なのです

一見、虫歯と歯周病は、関係ないように思われますが、ほとんどの歯周病が汚れが原因で起こるものですので、歯周病の予防と治療=虫歯のできにくい口内環境ということができます。
歯周病は、重症例を除いては、私たちも患者さんの検査をしなければ分からないので、定期的に検査をして病状を把握して置くことが大切です。
歯周病の検査も、分かりやすいように「経年データ」をグラフにして結果をお渡ししています。
私たちは、患者さんに「正しくお口の中の状態を知っていただく事」が治療の第一歩と考えています。

ジェイエムビル歯科医院
院長 野崎康弘
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