院長の歯科教室

2014.10.01更新

最近、皆さんの予防知識の中にかなり浸透しています「フッ素」ですが、その内容について知る方は少ないと思います。eye

今回は、「フッ素」とは、何か?について記載します。scissors

少し難しいですが、フッ素は、元素でいうとハロゲン族の一つで、非常に化合力が強く、身の回りのにある草木や私たちの体の中にも存在する安全性の高いものです。

私たちは、毎日の飲食からフッ素を摂取しています。

このフッ素には、歯や骨を強くする作用がありますが、食事の中でのフッ素量では、虫歯を予防するのは不十分ですので、何らかの形でフッ素を補う必要があります。

フッ化物は、歯の表面から吸収されフルオロアパタイトとよばれる歯の結晶の一部になり、歯を強化します。

また、これにより、虫歯菌が作る歯を溶かしてしまう酸に対しても抵抗力が生まれます。

そして、初期虫歯の段階のものは、フッ素を作用させることで再石灰化され、虫歯が元の健康な状態に戻る事が発見されました。

以前は、虫歯になると元に戻る事はないとされていて、「早く見つけて、削り、詰めること」が良い治療とされていました。down

フッ素の歯に対する作用が解明されてからは、この考え方は、否定され「早期発見、早期予防」が正しいとされるようになりました。winkshine

ただし、いくらフッ素を作用させても歯磨きをおろそかにしてはいけません。

正しい歯磨きが出来てこそフッ素の威力が発揮されますので、歯医者で正しいブラッシングを習うこととフッ素の応用術を習う事をお勧めします。impact

現在、予防治療は、ホームケアとプロケアの2本立てとされており、とちらが不十分でも良い結果に結びつきにくくなります。ホームケアは、ご自宅での正しい歯磨きとフッ素でのうがい(ご自宅用のものやお子様用があります)・プロケアは、定期健診(PMTCやフッ素塗布)になります。

予防で虫歯のないお口の中を作りましょう!clover

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蔵前 ジェイエムビル歯科医院
    院長 野崎康弘

投稿者: ジェイエムビル歯科医院

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