
もしかすると磨き方に問題があるかもしれませんが、実は磨けていても虫歯になってしまう事があるのです。
乳児期に家族から虫歯菌をもらい菌が繁殖してしまうことがあります。こうなるとしっかり磨いても虫歯になりやすいお口の中の環境を大人になるまで引きずってしまいます。では、どうしたらよいのでしょうか?
対応策は、二つあります。
ひとつは、定期的に歯医者でフッ素を歯に塗ったり、ご自宅でフッ素入りのうがい薬でホームケアを行い歯を強くすること。
もうひとつは、バイキン数を減らす事です。
大人であれば歯医者で除菌が可能です(3DS→詳細は、予防のページをご覧ください)が、お子様の場合は、除菌が適応できません。

おすすめは、キシリトールを摂取することで唾液の分泌を促すことでバイキン数の減少が期待できますので、食間にキシリトール入りのお菓子などを食べることでそれが可能になります。

キシリトールは、砂糖に代わる代用甘味料として最近では、チョコレートをはじめとする予防効果のあるものが開発されていますが、今のところは、歯科医院専売のものが多いようです。ご利用の方は、ご相談ください

院長 野崎康弘