

そう!みなさんが思い付くことは「ごはんが食べにくくなってしまう」という事がまず頭に浮かびますよね。

でも、それだけでなく身体の色々なところに思いもよらない影響が出る事があります。

・頭痛や肩こりやその他にも健康が損なわれることがあります。
・バランス感覚が崩れ転倒などしやすく、運動機能の低下が起きやすい。
・ストレスがたまりやすく、高齢になるとうつ病や認知症にかかりやすくなる。
では、なぜこの様な事がおきるのでしょう

しかっり噛むことは、食べ物を噛み砕くことだけでなく、脳を刺激して体の正常な機能を保っているからなのです。

歯が一本無くなっても食事の内容にさほど影響が出ない方もいますが、放置しますと抜けた両隣の歯が抜けた部分に寄ってしまったり、合い対する歯が伸びてしまったりする事で噛みにくくなります。
こうなると片噛みと言って抜けた反対ばかりを使うようになります。
これは、顎関節症や顔面の歪みの引き金になる事もあり、そして、多数の歯が失われると口の周りにシワが寄ってしまったりすることで、美容的な問題も出てきます。

歯を入れる方法は、ブリッジ・入れ歯・インプラントなどの方法がありますが、それぞれの方法に利点と欠点が必ずあり、また、更にそれぞれに色々な材料や方法がありますので、かかりつけの歯医者やセカンドオピニオンに相談するとよいでしょう。
歯を入れることで咀嚼能力が上がり、顔の筋肉が活性化され生き生きとした顔貌になりアンチエイジングにもつながります。若い人たちには、あまり意識のない事と思いますが、歯が一本も無くなってしまったご高齢の方は、入れ歯の作り方一つで10歳程度は若返ります。

そして、歯周病がある方は、一本の歯が無くなると次々に歯が無くなる事がありますので、注意が必要です。
丈夫な歯でしかっり噛むことが健康を支えます。

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蔵前 ジェイエムビル歯科医院
院長 野崎康弘