「恐怖の歯科医」ついに収監 (フランスAPF時事より)
この様な記事をみつけました。
問題ない健康な歯を抜き、あごを砕き、法外な治療費を請求したとして、
「恐怖の歯科医」として報道されていたオランダ人歯科医(50)が収監されたそうです。
精神科の治療環境にあるフランス中部の特殊刑務所に今月15日に送られたと報じられました。
問題の歯医者は、フランス中部で約2800人を診察し、数々の問題を引き起こしていた。そのうち120人が被害者の会を結成し、2013年5月に捜査が始まり現在に至る。・・・とのことです。
この報道を聞きますと個人的に思い出すのが、数年前、あるメディアがとりあげた「インプラントによるトラブル特集」です。
「インプラントの手術時に上あごの骨を貫通し・・・神経の麻痺が・・・」などとても怖い表現が使われていました。
実際に施術に問題があったかどうかはわかりません。想像するに担当医説明不足が混乱を招いたのかもしれません。
この様な報道が行われますと「すべてのインプラントが危険である」と誤解されてしまい、患者さんの反響は、とても大きく「インプラントは、危ないのですね!」と多くの患者さんに質問を受けたのを記憶しています。
現在のインプラントは、安全性が高く、よほど無理な症例でなければ報道されたようなことは、起こり得ないと思います。
インプラントに限ったことではありませんが、正しい診断と分かりやすい説明が大切であります。
今後も、わかりやすい説明で患者さんに納得していただける治療をしたいと思います。
蔵前 ジェイエムビル歯科医院
院長 野崎康弘
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