噛みあわせのズレや歪み、顔の歪をその人の単なる個性としていませんか?

最近は、あまり見かけませんが「チャームポイントは八重歯です!」という芸能人もいたくらい、実は、日本人は、歯並びや噛みあわせを問題視していないのです。

お口のトラブルと言いますと「むし歯・歯周病」が代表的な病気ですが、かみ合わせや歯並びが悪いとむし歯や歯周病のリスクが高くなります。
また、頭痛・肩こり・倦怠感・腰痛・不眠症などを引き起こす事も・・・そして、噛みあわせのズレは、顔や姿勢の歪み(猫背など)にもつながり、実年齢よりも老けて見えるなど、とても厄介なものなのです。

では、大きな噛みあわせのズレは、どのタイミングで起こるのでしょう?
乳歯から永久歯に生え変わるときに虫歯、或いは、乳歯がなかなか抜けず永久歯が異常な位置に生えてきたりする事で無意識に片側噛みになってしまう事で、左右の顎の成長が不均等になり顔が歪んでしまう事が多いようです。
この時期に歯並びの不揃いがあると多くの例で顔が歪んでしまいます。
では、どうしたらよいのでしょう?
お子様の歯並びの異常を見つけた場合は、出来るだけ早くかかりつけの歯医者か矯正専門医に相談をお勧めします。
お子さんをお持ちの親御さんの中には、「乳歯は、どうせ生え変わるのだから、矯正は永久歯が生えそろってから」と思われる方がいるかもしてません。
しかし、永久歯が全部生えそろってからでは、美容整形以外、顔の骨格を変える事は出来ません。
言い換えると、乳歯と永久歯が入り混じっている時期であれば、矯正治療で骨格の成長のコントロールが出来るのです。

同時にこの時期に正しい噛みあわせが出来上がっていきますので、小児矯正=正しい噛みあわせ=良い顔貌といえます。
この頃の顔の歪みや噛みあわせのズレは、成人になってからの姿勢の崩れや色々な体調不良につながる事があります。
皆さん!早い時期から正しい噛みあわせを作りましょう。

成人の方であれば、骨格を変える事は出来ませんが、歯医者での治療で良い噛みあわせを作る事は可能です。
良い噛みあわせでアンチエイジング

蔵前・浅草橋ジェイエムビル歯科医院
院長 野崎康弘