院長の歯科教室

2021.08.26更新

「歯が痛くて噛めないんです!この痛い歯は神経がないはずなのに…なぜ?」と患者さんの訴えです。

では、何故このようなことが起きるのでしょう?

実は、歯の痛みは神経の有無にかかわらず引き起こされます。

一例として「根尖性歯周炎」といって「神経が死んでしまった歯、或いは、過去に神経を取った治療済の歯に引き起こされる病気」が挙げられます。

これは、感染根管といって元々神経が入っていた歯の中空間(根管といいます)か細菌感染を起こした結果、歯の根の先に膿を持つ病気で急性発作を起こすと軽く噛み合わせることすらできなくなりますが、初期の段階では軽度な痛みのことが多いのと数日で痛みが消えることが多いので、患者さんとしては「このくらいの症状では、歯医者に行く必要がない・・・」と思う方が多いようです。

軽い症状は急性発作の前兆ですので迷わず歯科受診をおすすめします!

投稿者: ジェイエムビル歯科医院

2021.07.27更新

虫歯の種類

投稿者: ジェイエムビル歯科医院

2021.05.01更新

口腔内細菌の働き

投稿者: ジェイエムビル歯科医院

2021.04.02更新

電動歯ブラシの効果

投稿者: ジェイエムビル歯科医院

2021.03.04更新

歯の詰め物を誤飲したときの対処

投稿者: ジェイエムビル歯科医院

2021.01.26更新

よく噛むと良いことが沢山あります!

投稿者: ジェイエムビル歯科医院

2020.12.03更新

歯ぎしりについて

投稿者: ジェイエムビル歯科医院

2020.11.02更新

歯が痛いとき

投稿者: ジェイエムビル歯科医院

2019.05.26更新

平成が令和に変わり新しい時代が始まりました。

そこで、改めて「歯科治療で変化したことは何か」を考えてみました。hand

インプラントなどの先端治療は周知のとおりですが、個人的に一番変わったのは「予防歯科」ではないかと思います。

私が歯科大を卒業したのが平成2年ですので、ほぼ平成と同時に歯科医師人生をスタートしたことになります。

平成2年当時は「歯医者は、痛くなったら行くところ」でフッ素塗布や歯石除去のためだけに来院される患者さんは、私が勤務した歯科医院では、ほぼいなかったように記憶しています。

「歯石がついているのでとりましょう!」と患者さんにお話ししたところ、「歯石をとりに来たわけではないので、虫歯だけ治して下さい。」と言われることもありました。namida

今では、考えられませんが・・・・

私が開業した平成8年頃になりますと、少数ではありますが「お子さんであればフッ素塗布」「大人であれば定期的な歯のクリーニング」と来院される方がありました。

現在では「フッ素塗布」「定期健診」は、当たり前となり多くの患者さんがお見え人るようになりました。それに伴い、患者さんのお口の中も大きく変わり、30年前では、考えられないほど虫歯の数も減り、入れ歯になっている方も少なくなりました。当時、珍しかった8020(80歳で20本の歯がある)の達成者は、自院のある台東区では50%超となっています。

次に「予防といえる??」なお話です。

今では、歯科医同士でもほとんど使われなくなったと思われる文言に「予防拡大」なるものがあります。

皆さん、「なんだと思いますか?」

「予防を世に広めること?それは良いことかな・・・」と思われるかもしれませんが

「予防拡大」とは、歯の溝にできた虫歯は、小さくても溝全体に広がってしまう可能性があるので「予め虫歯になっていない歯の溝を含め削って詰める」治療です。

例えは適当ではないかもしれませんが、「江戸時代の火消が火事が広がってしまうといけないので、火事が起きた周りの家を壊した。」みたいなものです。

「予防」は「予防」でもずいぶん違います。

今では、「できるだけ健全な歯質は残し虫歯部分を必要最小限削る」治療が主流になっています。

そして、昭和の時代では、「虫歯はできてしまったら必ず進むので早く見つけて治療をする」→「早期発見、早期治療」が当たり前でしたが、現在では、口腔衛生環境を整えれば初期虫歯は進まないことが多く、また、再石灰化により元に戻ることがあるため「早期発見、早期予防」の時代となっています。

削った歯は、二度と元に戻りませんが、初期虫歯は、元に戻る可能性があります。

 

「予防に勝る治療は無い」と考えています。clover

蔵前ジェイエムビル歯科医院

院長 野崎康弘

 

 

 

投稿者: ジェイエムビル歯科医院

2017.10.17更新

かかりつけ書籍皆さんは「かかりつけの歯医者をお持ちですか?」

「かかりつけ」には色々な解釈があります。痛いときにすぐに見てくれる、定期検診で見てもらう、困ったときにすぐに在宅に来てくれるなどが、当てはまるかと思います。ご存知の方は少ないかと思いますが、平成28年4月に厚生労働省が制定した「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」というものがあります。患者さんにとっては、いつも見てもらっている「かかりつけ」と何が違うの?・・・となるかと思いますので簡単に説明します。

これまでの「削って詰める治療、時間があれば予防処置」という治療優先の歯科医療を改め、虫歯や歯周病にさせない、歯を失わないための継続的メインテナンスを行い、通院できなくなった患者さんへの訪問診療を行うこと。診療所には、AEDなどの救急蘇生機器や口腔外バキューム、基準を満たす滅菌器や感染防止可能な診察台の設置など厳しい施設基準をクリアし厚生労働省より認可された診療所をいいます。

全国の歯科医院で現段階では、認可を受けているのは1割弱となっているようです。

かつて、虫歯は出来てしまうと進んでしうと信じられている時代がありました。現在の予防治療が確立される前の話です。

私も大学を卒業する時は、そのように習った記憶があります。早期発見早期治療の時代で、少しでも歯が黒くなっていたら削って詰める時代がありました。

その結果何が起きたのでしょう?

詰めたものは人工物です、一生脱離せず経過するものは極めて少なく、脱離や二次虫歯(詰め物の周りからできる虫歯)が起こり、繰り返し同じ箇所を治療することも珍しくありませんでした。

虫歯になるには、その原因がありますので、その原因を解決しないで治療をしても、同じ箇所が悪くなるのは当然の結果かもしれません。

現在、私の医院では、初診時に緊急性のない場合は、予防のお話をさせていただき、早期に治療したほうが良いもの、予防で進まない可能性が高いものや、元に戻る可能性がある初期虫歯など経過観察で良いものと区分けをしています。将来、一本でも多くの歯を残すには欠かせないことと考えています。

 

予防に勝る治療は、ありません。clover

蔵前・浅草橋ジェイエムビル歯科医院

院長 野崎康弘

投稿者: ジェイエムビル歯科医院

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