院長の歯科教室

2019.01.22更新

猛威を振るうインフルエンザ・・・皆さんは、大丈夫でしょうか?abon

ご覧になった方もいると思いますが、朝のTV番組でインフルエンザの予防について内科医師がコメントしていました。

MC「インフルエンザの患者さんを診察しているのに、何故、先生は感染しないんですか?」

DR「診察時にマスクをすること、こまめに交換すること・・・一日10枚くらい変えます!そして、手洗いの励行です。」

MC「診察時以外で普段気をつけていることは?」

DR「ドアノブや取っ手を指先でなるべく触らない、電気のスイッチは、指先で触らないで、指の関節を使ってON・OFFすをする。多くの人が触るところはウイルスが多いんです。指先で触ってしまったら、手を洗います。」

MC「そこまでするのですね!私は、普段のマスク、帰宅時のうがいくらいかな…あとは予防接種!」

DR「うがいは大事です!感染の経路は口腔ですから歯磨きも大切です!私は、一日5回磨きます!」

 

このようなやり取りがありました。

また、この医師のコメントの中に「老人福祉施設で口腔ケアを励行したところ、約30%のインフルエンザの罹患率の減少が見られた(何回磨くかは話していませんでした)」と口腔ケアの重要性についてのものがありました。

個人的な感想ですが、歯科医師以外のDRがTVで口腔ケアの重要性を話すのは珍しく思いましたので、今回「院長の歯科教室」に書かせていただきました。

 

では、歯医者的な視点からのインフルエンザ予防を考えてみました。

・「ブクブクうがい」→「ガラガラうがい」の順でうがいする。いきなりガラガラうがいをすると口腔内のウイルスをのどに入れてしまう事になるためです。これは、誤嚥性肺炎防止対策としても有効です。

・インフルエンザの流行時期前に大きな虫歯の治療は、終えておく。虫歯の穴の中は、ウイルスの住処になりやすいと考えます。

上記は、あくまでも私見です。

 

口腔ケアも「インフルエンザの予防」に一役ですclover

蔵前ジェイエムビル歯科医院

院長 野崎康弘

 

投稿者: ジェイエムビル歯科医院

2019.01.07更新

「治療を終えた筈の歯がしみる!」

先日、セカンドオピニオンでお見えになられた患者さんのケースです。

「3か月ほど前に虫歯治療をして詰め物を入れた歯が、治療前から少ししみていたのですが、治療直後から更にしみるようになった」との事で、現在通院中の医院より紹介状とレントゲンのデータをお持ちになりお見えになりました。

口腔内とレントゲン所見上、異常はなく、前医の診断と同じく「しみるが異常はないので、歯の中の神経が上手く反応するとしみるのが止まる可能性があるので経過観察。」とお話しし、前医院にお返ししました。

但し、今回のケースでは、日常生活に支障をきたす程しみるようになる、或いは、痛くなる場合は歯の神経をとることもありますので、長期的な経過観察が必要になります。中には年単位で経過を見ることもあります。

ところで、何故、治療を終え虫歯は治ったのにしみるのでしょう?

可能性としては、次のようなことが考えられます。(私見です。)

1.もともと知覚過敏のある歯で、治療して神経に刺激が加わったことにより生理的防御反応として知覚過敏が強くなった。

2.虫歯がかなり深く、治療した詰め物を介し熱伝導などで神経が刺激されている。

3.歯ぎしりなどの外力

今回のケースは、治療後の不快症状ですが、歯は、生きていますので虫歯でなくても生理的にしみることもあります。

わかりやすく表現すると「悪くないのにしみることもある。」ということになります。ihi

 

蔵前ジェイエムビル歯科医院

院長 野崎康弘

 

投稿者: ジェイエムビル歯科医院

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