「前歯が茶色くなってきたので、ホワイトニングをしたいのですが・・・」問い合わせの電話がありました。
「色々と調べたのですが、数千円でできるホワイトニングと数万円かかるものがあって・・・特に、歯科医院でのホワイトニングは高いようなのですが、どのように違うのですか?
できれば、保険のきく範囲でホワイトニングをしたいのです!歯のことなので、ホワイトニングサロンみたいなところではなく、歯医者でやりたいと思っています!」と患者さん談
「歯医者で行うホワイトニングは、もって生まれた歯の色よりも白くするもので、ブリーチングとも呼ばれ歯を漂白することです。」基本的に病気を治す行為ではありませんので、保険適応外です。」と私
「そうですか・・・でも、歯磨き剤でもホワイトニングは、少しならできるんですよね!CMでやっていますよね!あれはいったいなんですか?ホワイトニングと言っていますよね!」と患者さん
「んー・・・お時間ありましたら、一度お見えいただくことはできますか?予防も含めて歯茎の検査と歯のクリーニングをしてはいかがでしょう?」と私
「それは、保険でできますか?」と患者さん
「はい」と私
「検討してみます!」と患者さん
このようなやり取りがあり、後日予約が入り、検査とクリーニングを行いました。
施術後、患者さんに口腔内を確認していただいたところ「歯が白くなりました!これで十分です!」との事でした。
患者さんには、「歯の汚れ取り=ホワイトニング」との認識があったようです。
当院では、過去に歯医者でホワイトングの経験がある方を除き、ホワイトニングを希望される患者さんには、はじめにクリーニングをおすすめしています。
ホワイトニングを希望される患者さんの約半数は、クリーニング後のご自分の歯を見ると「これで十分です!」とお話しされます。
ご自分のもって生まれた歯の色以上に白くなるのが、歯医者で行う歯の漂白(ホワイトニング)です。
蔵前・浅草橋ジェイエムビル歯科医院
院長 野崎康弘