最近、話題のポリリン酸ホワイトニングについてお話します。
ポリリン酸は、元々、体内にある栄養素で食品添加物としても使われる安全性の高いものです。
*ポリリン酸の効果
1、歯の表面の汚れと着色を分解し、取り除く効果がある。
2、ステインと呼ばれる着色を防止する。
3、歯周病や虫歯の原因菌に対する抗菌効果
4、真菌に対する抗菌効果
5、歯が強化され透明感、艶のある歯になる
6、知覚過敏の改善
7、歯周病の改善が期待できる
但し、ポリリン酸は、歯の表面の汚れを取り除くもので、歯そのもの自体を白くする効果は、ありません。
最近、エステサロンなどでも行われており、また、セルフホワイトニングといって、ご自身でポリリン酸ジェルをサロンで購入し専用のブルーライトを当てるシステムもあります。
尚、ポリリン酸自体は、医薬部外品のため一般の人でも購入できるため、このようなシステムが可能です。
従来、歯科医院で行われているホワイトニングは、歯の色自体を白くするもので、主に、高濃度の過酸化水素を使用するオフィスホワイトニングや低濃度の過酸化水素(または、過酸化尿素)ジェルを使用するホームホワイトニングがあり、どちらも購入には、歯科医師免許が必要です。
過酸化水素を使うホワイトニングは、歯の表層のエナメル質が白く濁るため、一見、白く見えますが歯の透明感が失われ、歯の表面が濁るため汚れが着き、着色しやすい欠点がありました。(個人差あり)
また、従来のホワイトニングでは、歯は、ダメージを受けやすく、元々、知覚過敏がある方は、更に、しみる事がありました。
そこで、開発されたのが当院でも導入しました「ポリリンプラチナホワイトニング」で、過酸化水素で歯自体を白くし、同時に分割ポリリン酸Naで歯を強化するという、従来のホワイトニングと一線を画すシステムです。歯を白くし同時に光沢を引出し、更に、歯を強化する事が可能になりました。
輝きのある白い歯で、美しい笑顔を!
蔵前 ジェイエムビル歯科医院
院長 野崎康弘
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